〈全7巻〉
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敗戦の結果、戦時経済から平和経済に転換することとなった日本は、領土の45％を喪失、資本能力の減退は工業資本の設備能力の44％に及び、海外からの引揚者600万が増え、食糧難が深刻化した。経済混乱から経済自立胎動まで。
スタートを切るまでの詳細な記述……中村 隆英（東京大学名誉教授）
第一に参照さるべき文献 日本経済が敗戦後の復興期から朝鮮戦争による特需を経て自立
できるようになった10年間の「白書」……原 朗（東京大学教授）
戦後日本経済史の出発点 同時代的な分析を越えて、戦前期、そして、高度成長以降の時
代を両睨みにした形で解明した戦後……吉川 洋（東京大学助教授）
